函西文芸部へようこそ!

◎函西文芸部へようこそ!

 

文芸部誌『カント』第3号
令和5年度全国高等学校総合文化祭(総文祭)「 2023 かごしま総文」文芸部誌部門 出場決定
 
 
 
 

 

文芸部について

 私たち文芸部は小説や随筆、詩、短歌や俳句といったジャンルの創作活動をしています。そして、作品や特集記事をまとめた文芸部誌をつくっています。

 


令和4年度は、高文連全道大会で文芸部誌『カント』第3号が最優秀金賞に選ばれ、令和5年度の全国高等学校総合文化祭(総文祭)「 2023 かごしま総文」への推薦をいただきました。また、全道大会短歌部門でも優良賞を受賞し、短歌部門の北海道代表として総文祭に参加します。2部門で全国大会に出場するのは西高文芸部として初めてのことです。

 

令和3年度には、『カント』第1号が文芸部誌部門代表に選ばれており、総文祭出場は2年連続になります。全道大会でも毎年、複数の部員が各部門で入賞し、好成績を収めています。

 

みなさんも文芸部で全道大会入賞・全国大会参加を目指して一緒に創作活動しませんか? ほとんどの部員が高校から文芸活動を始めています。「言葉で表現してみたい」という気持ちを持って一歩踏み出せば、自分の可能性が広がるはずです。「創作する」「創造する」活動に興味を持った人は、ぜひ文芸部部室に見学に来てください。

 

文芸部誌『カント』について

 

文芸部誌『カント』第1号

令和4年度全国高等学校総合文化祭(総文祭)「とうきょう総文 2022 」文芸部誌部門 出場



『カント』は令和3年度より新たに創刊した文芸部誌です。函館西高校は、函館稜北高校と統合し、令和3年度に生徒全員が「新しい函館西高校」の生徒となりました。そこで、今まで発行してきた『あくがれ』を『カント』と改名し、文芸部の歴史を継承しつつ、新しい文芸部誌をつくることを目指して制作しました。


タイトルの『カント』はアイヌ語で「天空」を意味する言葉で、本校が八幡坂の上にあり、常に函館の空を眺めることができる立地であることと、文芸部として高みを目指していきたいという思いから名付けました。

 

「カント」第3号では、1号、2号から続いて元町の名所のひとつの旧函館区公会堂の絵を表紙にしています。タイトルの背景は、カントの天空という意味を込めて空色にして雲も表現しています。

 

最も力を入れたのは、二つの特集記事です。一つ目の特集は、アイヌ文化について、文芸的なアプローチで迫る内容です。まず、函館市北方民族資料館を訪れ、アイヌ文化について学びました。そして知里幸恵の「アイヌ神謡集」を読み、書評としてまとめました。そして、アイヌ語を用いた俳句や短歌の創作にも挑戦しました。

 

二つ目の特集では、石川啄木の短歌で詠まれている「砂山」がどこにあったかを調査しました。函館市博物館の学芸員の方からもお話をうかがい、改めて函館という街の魅力を感じることができました。

 

西高生はもちろん、地域のみなさんにも『カント』を読んでいただきたいです。これからも部員一同、互いに切磋琢磨し、より良い『カント』を制作していこうと思います。

 

部室の様子
ふだん活動している部室です。一緒に創作活動しませんか?
 
 

 

活動の様子
俳句をつくるために、西高校の周辺を吟行(ぎんこう)している様子です。外に出ることで俳句のアイディアが生まれます。(写真は2019年4月の様子です)
 
 
 
 
 
 
北海道東北文芸大会での吟行の様子です。江差の歴史的な町並みを散策したり、江差追分会館で追分を聴き、歌う体験をしました。これらの体験を俳句の創作に生かします。 (写真は2019年10月の様子です)

 
 
 

 

 

令和4年度 大会結果報告

・第 20 回高文連文芸専門部道南支部大会(第 20 回青春海峡文学賞)

 令和 4 8 27

 会場 函館西高等学校

 

【青春海峡文学賞 準大賞】 1名

 

【小説散文部門】

 優秀賞 小説 『今の未来』   随筆『大切だから』

 優良 賞 随筆『 なんとなく

 

【詩部門】

 最優秀賞  『握るもの』

 優秀賞   『刺繍』

 優良 賞   『トパーズの宝石』

 

【短歌部門】

 最優秀賞 「海風と路地に寝そべる猫二匹追いかけっこの夕影伸びる」

 優秀賞  「ローファーが向かい合わせで反射する靴越しの君何を見てるの」

 優秀賞   「テーブルにアクセサリーの忘れ物ピンクの花が乱反射する」

 

【俳句部門】

 優秀賞  「水たまり郵便受けの片かげり」

 優秀賞   「空想のスパイクの音南吹く」

優良 賞   「飲み込んだ僅かな雫梅の花」

 

【文芸部誌部門】

 金賞    『カント』第3号

 

 

・第 46 回全国高等学校総合文化祭東京大会 とうきょう総文 2022

 令和 4 8 2 日~ 8 4

 会場 聖心女子大学(東京都渋谷区)

 

【文芸部門 文芸部誌分科会】 1名参加

 

 

・第 20 回全道高等学校文芸研究大会作品コンクール

 令和 4 9 22 日~ 9 23

 会場 かでる2・7(札幌市)

 

【短歌部門】

 優秀賞  「午後五時の空き教室に降る茜メトロノームを消した鐘の音」

 優良賞 「ローファーが向かい合わせで反射する靴越しの君何を見てるの」

 

【俳句部門】

 優良賞 「待ち合わせ橋の向こうの春がすみ」

 優良賞  「花の雨冷めてしまった卵焼き」

 

【文芸部誌部門】

 最優秀金賞  『カント』第3号

 ※次年度総文祭推薦/次年度全国高文連北海道・東北文芸大会北海道代表

 

 

・第 24 回全国高等学校文化連盟北海道東北文芸大会秋田大会

 令和 4 10 20 日~ 10 21

 会場 あきた芸術劇場ミルハス( 秋田県秋田市)

 

【俳句分科会】 1名参加

 

令和3年度 大会結果報告

・第 19 回高文連文芸専門部道南支部大会(第 19 回青春海峡文学賞)

令和 3 8 21

市立函館高等学校

 

【青春海峡文学賞 準大賞】 2名

 

【小説部門】

優秀賞  「アルバム」   「しおかぜ」   「ニュートライ」

 

【詩部門】

最優秀賞 「ビー玉」

優秀賞  「ハートのエース」 「本」

優良賞  「砂嵐」 「君は」

 

【短歌部門】

最優秀賞 友愛に見えているかもしれないが俺は奴隷でアイツは王様

優秀賞  イヤホンの音をかき消す笑い声もういい加減一人になりたい

優秀賞  壊れかけプールの底は涸れ果てていつかの雄姿の面影もなし

優良賞  古家に風通しよい穴障子童無邪気に覗く夕焼け

 

【俳句部門】

優秀賞  木陰から蝌蚪の尾を引く風の谷

優秀賞  青空に風吹くところ案山子かな

優良賞  雨の中影を残さぬ巣立ち鳥

 

【文芸部誌部門】

金賞    『カント』1

 

 

・第 19 回全道高等学校文芸研究大会作品コンクール

令和 3 10 2

ウェブ開催

 

【小説部門】

優良賞  「しおかぜ」

 

【短歌部門】

優秀賞  夕暮れに鴉と共になく子どもなきやんだのはブランコが先

 

【俳句部門】

優良賞  消しゴムのカバーをなぞる雪柳

優良賞  青空に風吹くところ案山子かな

 

【文芸部誌部門】

最優秀金賞   『カント』1 (総文祭推薦)

 

 

・第 23 回全国高等学校文化連盟北海道東北文芸大会青森大会

令和 3 12 24

会場  青森県八戸市

 

【文芸部誌分科会】3名参加


令和2年度 大会結果報告

・第18回高文連文芸専門部道南支部大会(第18回青春海峡文学賞)
令和2年11月3日 

市立函館西高等学校

【小説散文部門】 優秀賞 1名

 

【短歌部門】   最優秀賞 1名 優秀賞 1名

 

【俳句部門】   優秀賞 2名

 

【文芸部誌部門】 金賞  『あくがれ』第 82


・第 18 回全道高等学校文芸研究大会作品コンクール

令和 2 10 3

ウェブ開催

 

【文芸部誌部門】 優秀金賞 『あくがれ』第 82

        ※第 23 回全国高文連北海道・東北文芸大会 北海道代表


令和元年度 大会結果報告

・令和元年度 第17回高文連文芸専門部道南支部大会(第17回青春海峡文学賞)

令和元年8月24日
北海道函館西高等学校


 【青春海峡文学賞】大賞

 【小説散文部門】 最優秀賞 『光待つ場所』
          優秀賞  『贈り物』

 【詩部門】    優秀賞  「悪役」
          奨励賞  「日常」 「線香花火」

 【短歌部門】   優秀賞  心にも電子レンジが使えたらそんな空想ラップでふさぐ

 【俳句部門】   優秀賞  はなまるに茎を付け足す夏隣
          奨励賞  炎天下子供の声とアスファルト
               木に集う春の気配が減っていく

 【文芸部誌部門】 金賞  『あくがれ』第81号


・第17回全道高等学校文芸研究大会

令和元年10月3~5日
札幌市


 【小説部門】   優良賞  『光待つ場所』

 【俳句部門】   優良賞   はなまるに茎を付け足す夏隣

 【文芸部誌部門】 優秀金賞  『あくがれ』第81号 
           ※第22回全国高文連北海道・東北文芸大会 北海道代表
 

・第34回全国高等学校文芸コンクール

令和元年12月14日
東京都


 【短歌部門】 優良賞  人生のしょっぱさなんて指につくうすしお味でちょうどいいのに

文芸部

こんにちは、文芸部です。

 

 私たち文芸部は、一人一人個性豊かで賑やかな部活動です。全国大会につながる各種大会に向けた練習を主として、日々の練習を行っています。その中で、先生方や先輩方からアドバイスをいただき、多くのことを学んでいます。

 

 函館西高文芸部らしく楽しく活動していきますので、応援よろしくお願いします。