◎校名
所在地が函館の西部地区であるという地理的状況や母体校の歴史的状況を踏まえて平成30年10月10日の道議会で決定された。
◎校章

校章作成プロジェクトとして、函館西高校・函館稜北高校の美術部、イラスト部の生徒7名のデザイン案を函館デザイン協議会所属のデザイナーと対話しながら練りあげ、最終的には両校の在校生による投票によってデザインを決定した。未知の課題に取り組み、対話を進めながら試行錯誤していく探究の過程を経て創られ、「探究」の象徴となる校章である。校章の中央の「W」は西のWestの頭文字を表し、背景のダイヤは光り輝く未来を表現している。
◎制服
凜とした姿の中に、新しさと伝統を感じさせるセーラー服と詰め襟のデザインである。2本の白線は2校統合の象徴である。スカートのラインは函館の黄色い消火栓をイメージした和の織りになっており、函館の街が持つ和洋折衷をイメージしている。
高等女学校、函館西高校の制服が持っていた、新しさや憧れを受け継いでいる。
◎スクールカラー 「ウルトラマリンブルー」
函館西高等学校、函館稜北高等学校の青系のスクールカラーの中に、高等女学校からの伝統の赤系の色も含めた、鮮やかな藍がかった青色である。冬の良く晴れた日に、校舎から見る巴の海は、まさにウルトラマリンブルーの色である。「ウルトラマリンブルー」は”海を越えてもたらされた青”であり、巴の海を毎日見て育つ本校の生徒たちが、海を越えた広い視野を持ってほしいという願いが込められている。