2023年12月の記事一覧
令和5年度 まちのヒカリ展覧会
今年5月に1年次生 240 名が西部地区を歩き、日常で見落とされがちなまちの魅力(まちのヒカリ)を高校生の目線で再発見するフィールドワークを実施しました。まちの人が大切にしているものを高校生が自分の足と目で発見し、自分と社会とのつながりや未来について考えました。展覧会では、フィールドワークで再発見した「まちのヒカリ」をまとめたパネルを展示しています。本展覧会を通して、一緒にまちの魅力を再発見してみませんか?
探究懇話会12月開催について
12月8日(木)、本校にて、花王グループ カスタマーマーケティング株式会社 社会コミュニケーション部門の方喰 泰裕さんをまねき、ESG紹介講座「つくる責任 つかう責任 花王が取組むESG活動」を開催し、生徒が22名参加しました。
本校1年次では、興味・関心のある分野について自ら課題を発見し、自ら課題解決策を考える探究活動を行っています。その中の環境に関する探究活動を行っていたグループが次のように問いを立てました。
課題発見
環境破壊はなぜかと考えたときに二酸化炭素や温室効果ガスだと考えたため
ものをつくらないという考え方は難しい
作る過程や捨てる過程を改善する必要がある
課題解決
本校生徒のリサイクル率を高める
そして、理解を深めるため、
花王グループ カスタマーマーケティング株式会社にインタビューを行いました。
すると、花王グループとしては、探究活動に取り組んでいる生徒が民間企業のSDGs活動を学び各自課外授業の場としてほしい、ということがわかりました。
そこで、生徒のリサイクル率を高めたいという思いと、企業側のESG活動を広めたい、との思いが一致して、講座を開催することになりました。
講座後のワークショップでは、花王の社員の立場になって環境に優しい商品を考案しました。
今回の講座は、生徒が学びを深めるための貴重な体験になりました。
本校は今後も、生徒の探究活動を後押ししていきます。
探究講演会
講師として株式会社バンダイナムコ研究所よりヘッドプロデューサーの小山順一朗氏にお越しいただきました。講演会では主に商品開発の際に大切にしていることや自分たちの進路など将来を考える際に考えてほしいことをお伝えいただきました。生徒アンケートには「探究活動においてベネフィットとアイディアの考え方を活かしていきたいと思いました。」や「こう『なりたい』ではなく、こう『ありたい』を大切に将来の選択に活かしていきたいと思いました。」など今回の学びを自分たちの生活に活かそうという前向きな言葉が多く見られました。
令和5年度第1回函館西部まちぐらし共創サロンに西高生が参加しました
本校の2,3年次の生徒15名が、函館市と株式会社西部まちづくRe-Design主催の令和5年度第1回函館西部まちぐらし共創サロンに参加しました。まちづくり景観課職員の進行のもと、最初に本校の6グループが企画発表を行いました。その後、各グループはそれぞれのテーブルに分かれ、地域住民をはじめ、市民やまちづくりに関わる参加者から発表内容に関するグループワークを行いました。生徒たちは自らの探究活動に対して参加者から意見や助言をいただき、その内容をまとめて発表しました。多様な大人とふれあい、意見を交流できる大変良い機会となりました。
探究懇話会7月開催について
7月12日(水)に第4回探究懇話会が開催されました。株式会社サッポロドラッグストアーにご勤務されながら事業承継によるラーメン店やキャンプサイトなどを運営している鎌田翔至さんにお話をいただきました。参加した生徒たちからは、「将来なりたい職業を考えていく上で、どうしても就職したら、その職業だけをやらなければいけないと考えてしまい自分の視野を狭めてしまっていたけれど、今日のお話を聞いて、色々な選択肢が世の中にはあるということに気づくことが出来ました。」といった職業選択に関する感想や、「話を聞いて、最終地点を決めた上で行動に繋げたいと思いました。もっともっと勉強して自分の可能性を広げたいです。」といったこれからの自分の行動変容を意識した感想が多数得られました。