探究だよりNo.05
探究だより No.05 ~7年度後半の取り組みから~
令和7年度後半の取り組みから、「ピロシキ」グループ、「ウアイヌコロ会議」、「マイプロジェクト」、「2年次探求発表会」を紹介します。
「ピロシキ」グループが、昨年11月の「はこだて焼きピロシキ」に続き、2月に行われた「フードフェスタ」に参加し、3月末に行われる「ピロシキ博」にも参加する予定です。「ピロシキ」メンバーに、活動報告を書いてもらいました。
<はこだて焼きピロシキ> <フードフェスタ>
私たちは、地域の食材を活用し、「はこだて焼きピロシキ」を広める活動に取り組みました。
ロシアのソウルフードであるピロシキについて調べ、日本では揚げたピロシキをよく見かけますが、本来は揚げるのではなく焼いて作られるもので、日本でいうおにぎりのような身近な食べ物だということを学びました。また、昨年の夏には五島軒を訪れ、ロシアと函館との関係や、ピロシキがどのように広まってきたのかといった歴史について教えていただきました。
西高校は、「ほたて」と「たらすみ」が使用食材に決定し、規格外の食材の活用を考えました。まるたま小屋の北見さんの協力のもと、実際に販売することを目標としたピロシキ作りの試作を行い、2回の試作を重ねる中で、「ホタコピロ」と「たらすみクリームピロシキ」の2種類が完成しました。
使用したホタテとたらすみは、高田水産さんのものを使い、ピロシキの製作はまるたま小屋さん、手づくりパンの店こすもすさんにご協力いただいています。
2月21日~22日函館サーモン・まるなまアリーナで開催されたフードフェスタでの販売もたくさんのお客様に購入していただくことができました。
3月28日~29日蔦屋書店桔梗店で行われるピロシキ博でも販売しますのでぜひ足を運んでいただけるとうれし いです!!(2年6組 丸橋叶夢)
ウアイヌコロ会議の生徒さんは、1年間、民族象徴共生空間「ウポポイ」をベースに行われた「ウアイヌコロ会議」に参加し、1月8~10日に行われた「第2回ウアイヌコロ会議」に参加されました。参加された1年次の生徒さんの報告を紹介します。
今回、ウポポイで開催された「第2回ウアイヌコㇿ会議」に参加し、共生社会について深く考える貴重な経験をしました。最初は「会議」と聞いて難しそうだと感じていましたが、分科会での話し合いや全国から集まった高校生との交流を通して、多様な考え方に触れることができました。また、パネルディスカッションに登壇する機会をいただき、自分の言葉で考えを伝える経験ができたことも大きな学びになりました。会議を通して、アイヌ文化は「特別な人のもの」ではなく、同じ社会で生きる人たちの大切な歴史なのだと感じました。文化をただ“見せてもらう”ものとして捉えるのではなく、その背景や思いに目を向けながら、一緒に感じ、考え、学び合うこと、そして知ろうとする姿勢が共生社会への第一歩につながるのだと思います。 この経験を通して、違いを認めながら対等な立場で向き合うことの大切さを実感しました。これからも文化や歴史の背景にある人々の思いに目を向けながら、共生社会について考え続けていきたいと思います。(1年3組 三好乃愛)
今回の「第2回ウアイヌコㇿ会議」を通して、これまで授業や講演で何度も耳にしてきた「共生社会」という言葉の意味を、より深く、自分の中で捉え直すことができたと感じています。正直に言うと、これまではそれらの言葉をどこか表面的に理解している部分もありましたが、今回の探究活動を通して、それが単なる知識ではなく、実際に社会の中でどのように実現されていくべきものなのかを具体的に考える機会となりました。 特に印象に残っているのは、多様な価値観や文化を尊重しながら共に生きていくことの大切さです。共生社会とは、ただ違いを認めるだけでなく、その違いを理解しようと努め、自分自身の行動にもつなげていくことが必要であると学びました。また、自分とは異なる背景を持つ人々の視点に立って考えることの難しさと同時に、その重要性にも気づくことができました。 さらに、このような学びの機会は、決して当たり前に得られるものではなく、多くの関係者の方々のご尽力によって成り立っているのだと感じました。講師の方々や運営に関わってくださった皆様のおかげで、普段の授業だけでは得られない貴重な学びを得ることができたことに、心から感謝しています。今回の経験を通して得た気づきや学びを、一過性のものにするのではなく、今後の学校生活や将来の進路選択、さらには社会に出たときの行動につなげていきたいと考えています。そして、自分自身も共生社会の実現に向けて、小さなことからでも主体的に関わっていけるよう努力していきたいです。今回のウアイヌコㇿ会議は、私にとって非常に有意義で、これからの自分の在り方を考える大きなきっかけとなりました。(1年6組 鎌田 澪)
マイプロジェクトアワード2025オンラインサミットに参加に参加された生徒さんの報告です。
(オンラインの交流だったので、残念ながら写真は有りません)
2026年1月21日にマイプロに参加させていただき、約3時間のオンラインサミットで、自分の探究の発表、グループ内の人の発表の視聴、それぞれの感想を交流する事ができました。私のグループ内には発表者が私を含めて3人でした。世間話なども挟みながら発表し合うことができました。その中でそれぞれのスライドの作成方法や言葉のまとめ方にどれも違いが見られとても面白かったです。また、自己紹介や、グループ内の人と会話など、コミュニケーションを取れる時間を含む有意義な時間を過ごすことができました。(2年6組 小柳紫音)
マイプロに参加しました。マイプロでは私と2人の学生、サポーターの計4名でお互いの探究発表についてディスカッションを行いました。住んでいる地域の違う人からアドバイスを貰ったり発表を聞くことで、新しい視点を知ることができ、学びになりました。(2年4組 吉野谷穂実)
「英語を英語のまま理解できるようにするには」というテーマについて発表しました。これまで英語学習の方法に注目して探究してきましたが、実験を通して、学習方法以前に「英語を英語のまま理解する力」が重要なのではないかと考えるようになり、テーマを変更しました。自信や不安といった心理的な要素が英語理解に影響しているという考えをもとに、「わかった」という成功体験を積むことや、すべてを理解しようとしないことが大切だという仮説を伝えました。理解度を数値化して検証しようとしている点も、説明しました。また、他の人の発表を聞いて、テーマは違っても人の行動をどう変えるかや、続けられる仕組みを考えている探究が多いことに気づきました。今回の発表を通して、探究は答えを出すことよりも、問いを深め続けることが大切だと感じました。今後は、実際に実験を行いながら、自分にも他の人にも役立つ探究を進めたいと思います。(2年5組 大久保凜音)
2年次探求ゼミ代表者発表会が2月26日に、本校体育館で行われました。各ゼミの代表発表は、次のとおりです。(発表順)
生活科学Bゼミ 2年5組 澤田瑛太「米騒動はなぜおきたのか」
理工学ゼミ 2年1組 彦野絢咲「視能訓練士とAI化」
心理Cゼミ 2年5組 坂本羽美「アラームの音の種類で起きやすさは変わるのか?」
文人文国際ゼミ 2年6組 角田怜那「プリクラの利用者を増やすには」
医看保Bゼミ 2年4組 福士杏奈「子ども食堂を身近にするには」
社会Aゼミ 2年6組 東 歩夢「函館駅の駐輪場に屋根をつける」
教育芸術Bゼミ 2年2組 藤田望由「中学生の英語嫌いを防ぐための授業づくり」
心理Aゼミ 2年6組8 糸谷花楓「子ども食堂を居場所として発展させるには」
社会Bゼミ 2年3組 長澤一世「分断を仕組みで繋ぐ-自律的制度による社会関係の構築」
生活科学Cゼミ 2年3組 西山 楓「廃棄野菜の可能性」
教育芸術Aゼミ 2年5組 大久保凜音「英語学習においての勉強法」
農水生物ゼミ 2年3組 堀 心尊「外来種の利用方法」
経済経営商ゼミ 2年5組 久保弦生「VMDを用いたマーケティング方法を考える」
心理Bゼミ 2年2組 吉田有璃 「花で世界平和」
生活科学Aゼミ 2年3組 松川 颯「廃棄される食品を使って、画材を作ろう」
医看保Aゼミ 2年2組 臼井心奏「健康診断の受診率をあげるには」
見学した生徒さんから、たくさんのコメントが寄せられました。その一部を紹介します。
1年次の生徒さんのコメントから、
「たくさんの人が悩んでいる課題だと思いました。」
「自分で実験を行ったところがすごいと思いました。」
「今までにない視点で取り組んでるところがすごいと思いました。」
「自分が思ったことを探求にしていていいなと思いました。」
「本当にあったら面白い提案だと思いました。」
「自分がいやだと思ったことを探求につなげていてすごいなと思いました。」
「ゲームやクイズを利用してみるというのは、楽しそうだと思いました。」
「しっかり調べているなと思いました。」
「実際に現場に足を運んでいるところがすごいと思いました。」
「1つの疑問からさまざまな問題解決につなげていてすごいと思いました。」
「たくさん実験し、どうやったら課題を解決できるかなど、たくさん試行錯誤していてすごいと思いました。」
2年次の生徒さんのコメントから、
「1年生からやってきて、規模の大きい探求で尊敬します。」
「他の分野ではどうか、知りたくなる探求でした。」
「考えたことの無い探求だったので、面白かった。」
「ナイスアイデア、ぜひ実現してほしいです。」
「全国に広がると素晴らしいと思いました。」
「一転二転した企画もしっかりと成功させていてすごいと思いました。」
「将来の夢もまじえたテーマで良いと思いました。」
「固定観念をなくそうという取り組みのアイデアが良かったと思います。」
Linkリスト
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北海道教育委員会 181
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北海道函館西高等学校 - Wikipedia 664
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つゝじヶ丘同窓会 176
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つゝじヶ丘同窓会関西支部 75
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つゝじヶ丘同窓会東京支部 411
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つゝじヶ丘同窓会札幌支部 339
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