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2025年6月の記事一覧

探究だよりNo.01

 

探究だより No.01 ~探究全体講演会生徒アンケート結果より~

5月8日の探究全体講演会「なんで探究やるの?」(市川先生)のアンケート集約

Q1.「講演会を聴いて、どれくらい理解できましたか?」

 

Q2.「講演会の内容は、今後のあなたの探究活動に役立つ内容でしたか?」

 

Q3.「講演会を聴いて、学んだことを簡潔に書いてください。」(抜粋)

 

探究とは、「探検」と「研究」であり、自分なりに考え判断し見えない中で手探りで追い続けること。未来を作るために過去を見返すこと。知図を通して交流し、ふわっとした問いをたてる。成り行きの見えない世の中を仲間と共にあれこれ試して希望を生み出していくために探究がある。

 

なりゆきの見えない世の中を仲間と共にあれこれ試してみて希望を生み出しながら生きるのが探究である。また探究する上で知図をつくると地域の人と交流できたり歴史として残すことができる。たとえ今は意味がなかったとしても50年後100年後には役立つことがあるから知図を記録し続けることが大切である。

 

探究とは面倒なことを面白がること。探究にはまず外に出て探検することが大事。知図を作ることによって周りの人を巻き込んで、新たな問いを生むことができる。未来を探るなら過去から学ぶ⇔今、目の前にあるささやかなものに目を向ける。

 

調べたり記録をメモしたりすることは大変だし意味が無いと思うかもしれないけれど、たとえ些細なことを記録してもそれが将来自分に大きく関わってくるかもしれないし、別の人が興味を持ってくれるかもしれないから、無意味なことではないということ。

 

「面倒なことを面白がる」が1番心に刺さりました。自分自身めんどくさいことが嫌いで自ら進んでやろうと思ったことがありませんでした。しかしながら今回の講演を聞いて単に面倒と思わず、楽しいと思うだけで少しは楽になってくれるのではないかと希望が見えました。

 

探究の探検する心と研究する心を忘れずに出来事を面白がれる人間こそが人生をうまく生きれる人なのかなと思った。チ。の「誤ちでも何かを書き留めたことは、歴史にとって無意味ではない」この言葉の重さを知れて良かった。ただの一般人でも何かを書き留めていくことは何かしら自分のためになると思った。

 

探究とは研究だけでなく探検も大事であることがわかりました。過去を振り返ってみたり目の前にあるものに目を向けてみることや、自分のものの見方と誰かのものの見方や自分の思いつきとアイデアを行ったり来たりしながら探ることが探究だとわかりました。

 

探究とは振子のように行ったり来たり試行錯誤しながら進めるもので、答えが出てしまうものは探究ではない。

 

大きな課題を解決するために大きな問いを立てるのではなくて、ささやかなふわっとした問いでいいからそれを普段の日常で探検して観察することが大事。

 

自分たちの未来を明るいものにするには、自ら考え行動し周りを巻き込みながら進んでいけば暗闇の中に光が差し込むかもしれないことを学びました。

 

前だけを見るのではなく一度立ち止まって振り返り、先人の歴史からヒントを得ることができるということを学びました。

 

今目の前にあるささやかなものに目を向け、思いつきや偶然な出会いを大切にすることが大事。自分なりの体験知をひたすら記録し続ける知図というものを知った。

 

Q4.講演会を聴いての感想を簡潔に書いてください。(抜粋)

 

「チ。」を周りで読んでいる人なかなかいなかったので「チ。」の話が出てきて少し嬉しい。まだ1年生で、どのように探究していけば良いかわからなかったので大変役に立った

 

探究という言葉はあいまいで規模が大きすぎると思っていたし、探究をしてくださいと言われても、自由過ぎて何をしたらいいかわからなかったけれど、ふわっとした問いでもいいと知って、自分でもできるかな、と思った。

 

科学の方法という本が気になったので調べて読んでみようと思う。今まで探究の授業に対してあまり真剣な気持ちで向き合っていなかったが、この講話を聞いて、自分の中の大学に行きたいという目標を考えた時、探究という授業は大学や大学院で行う研究と同じものではないかと思い、探究という授業に向き合う気持ちが強くなった。

 

面倒くさいと思ったことはとことんやりたくなかったけれど、面倒くさいと思ったことを面白がってやることで興味が湧くと言うのを聞いて、これからは面倒くさいと思ったものほど面白いと思うようにしたいと思いました。

 

自分の素の思いを大切にし、相手の発見したものに対して重ねて話し合ったり今後の探究活動が楽しくなるような話が聞けて本当に楽しかったです!普段から自分の考えを記録したりたくさんの人とお話したりして精度を高めていきたいです!!

 

自分は探究活動に対して、あまり興味が持てていなかったです。だけど、今回の市川さんの話を聞いて小さな疑問から大きな発見に繋がることが知れたので、人と関わることが好きな私も探究活動をやってみたいなと思いました。

 

市川さんの話を聞いて、探究の時間が前より楽しみになりました。知図によって自分と相手の語りが生まれ、今まで聞けなかったような事を地元の人に聞くことができたり、相手から思わぬことを聞けることがある、そういう事を大事にしていくことが大切だと思いました。市川さんが最後に言っていた言葉の中の「仲間と共にあれこれ試してみて、希望を生み出しながら生きる」これがとてもかっこよくて、とても説得力のある言葉だと思いました。

 

探究は今まで、考えたものを完成、まとめることが終着点だと思っていたけれど、手探りで考えてかつ、計画して動くということが本質だと知ることができた。また、自分が考えたこと、体験したことを知図にまとめることで、新たな発見や共通点が見つかるということがわかった。これからは考えたことをしっかりノートにまとめようと思った。

 

とりあえず何かしらの自分の知図を描いてみようと思った。自分の気持が揺らいでもその中で生きていく力が大人になったら大切で、でも成り行きの見えない世の中を必死にもがいて生きていくことを楽しんでみたいなと思った。

 

自分の知っている漫画が出てきたり、話の内容がとてもおもしろくて2時間ずっと楽しかったです。自分自身探究のテーマがすら決まってない状態でとても行き詰まってたので、自分なりに知図を活用して、ゆっくり楽しんで見つけていきたいと思います。

 

成果物よりも経過物ということを聞いて、自分のやっている探究でも目指している目標だけを見つめるのではなく、そこまでに何を行うかを大切にしていきたいと思った。また地域活性化を目指しているのだから自分から地域を探検し、様々な人との交流を持ちたいと思った。

 

今の探究で答えを出そうと堅苦しく取り組んでいましたが、大事なのは次の疑問に行くまでの過程だったり自分がどう思ったかなのでもう少し気楽に探究できると思いました。

 

過去を振り返る事は大切で、先人が受けたヒントがあるということを聞いてたくさん調べて、色々なヒントを見つけてこれからの探究に役立てようと思いました。

 

学校の帰り道など友達とバイバイしたあとスマホで音楽を聴いて下を向いて歩くのではなく、てたまには幼少期に戻った気持ちで当たり前のものや初めて気づけるものに出会うためにキョロキョロ歩いて発見してみたいと思いました。

 

「面倒なことを面白がる」にとても興味を惹かれました。自分にとって面倒なことは勉強をはじめいろいろあり、せめて、やりながら楽しめる方法を模索したことがありました。上手くいったものはあまりなくて、投げやりになっていました。今日、改めてこのフレーズを聞いて、もう一度、今度は違う方法で試してみたくなりました。今日はありがとうございました。

 

私は高校1年生のときの探究の時間のフィールドワークで、班員と西部地区のツタがついている建物をマップにして研究していて、成果は何もなく無駄たったと思っていましたが、今日の講話を聞いてやってきたことは決して無駄なことではなかったと思いました。

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