カテゴリ:探究活動
探究だよりNo.04
探究だより No.04 ~夏休み中の取り組みから~
<高校生MIRAI万博見学と、京都市立堀川高校・立命館大学訪問>
7月31日~8月2日の2泊3日の日程で、1年次生の碇谷和香さんと2年次生の赤石佑月さんが、大阪の万博会場で行われた三菱みらい育成財団主催の「高校生MIRAI万博」を見学し、その後京都に移動して京都市立堀川高校と立命館大学で他校の生徒さんと交流してきました。
1年1組 碇谷 和香
私は、8月に大阪万博・京都探究先進校を視察しました。堀川高校と立命館大学に来ていた生徒様と交流する機会を頂き、探究活動についてお話を伺いました。自分が探究したいことに真剣に取り組む姿がとても素敵で印象的でした。「探究は楽しい」という気持ちが強く伝わってきて私もこれからの活動が楽しみになりました。高校生MIRAI万博の発表や意見交流を通して、今後の探究活動の取り組み方について学ぶことができました。
2年6組 赤石 佑月
今回の研修で一番印象に残ったことは京都市立堀川高等学校の生徒の方々に直接お話を聞けたことです。堀川高校で行っている探究の内容を詳しく教えていただきました。また私たちからの探究についての多くの悩みや質問にも、生徒の方々からの目線で真剣に考え、答えてくれました。堀川高校の生徒から直接お話を聞いたからこそ学べたものがあるように感じます。この貴重な時間を無駄にしないよう探究リーダーとして学んできたことを西校に普及していこうと思います。
大阪関西万博 堀川高校の生徒さんと交流
<アントレ・キャンプの参加報告>
8月5日~8日の3泊4日の日程で、「『CHANGE MAKER CAMP』~社会課題を変える“みらいの道具”を創れ~」をテーマに、ネイパル深川で、「アントレ・キャンプ」が実施されました。全道から集まった7校17名の生徒達は、学校の垣根を越え、関心のあるテーマごとにチームを作って取り組みました。本校からは2年次生5人が参加しました。
注 「アントレ・キャンプ」=北海道が進める、「アントレプレナーシップ教育」推進プロジェクトの1つ。
「アントレプレナーシップ教育」=起業家に求められるような、精神(チャレンジ精神、創造性、探究心等)
や資質・能力(情報収集・分析力、判断力、実行力、リーダーシップ、
コミュニケーション力等)の育成を目指す教育。
「CHANGE MAKER」=「試行錯誤を繰り返し、社会に変化を起こす人」のこと。
2年6組 赤石 佑月
私は今回8月5日〜8日にかけてアントレプレナーシップ教育推進事業に参加しました。合宿中に講師の方々からいろいろな講義を受け、問いの立て方や仮説検証の仕方、プレゼンテーションの仕方など1から丁寧に教えていただきました。そのなかでプロトタイプの存在を知り、『人にアイデアを伝えるため』、『本当に必要なのかを試すため』にとても大切なものだと学びました。4日間という短い合宿でしたが初めての体験や学びがあり、とても深みのある経験となりました。これから学校で行っていく探究に活かしていこうと思います。
2年5組 石岡 珠浬
私はアントレプレナーシップ教育推進事業に3泊4日でネイパル深川に行きました。初めての環境の中、様々な地域から来た学年も違う高校生達と過ごしていく中で問いの立て方や、問にしても身近に感じた疑問から探究にすることも大事なんだと気づきました。プレゼンテーションや、人との交流の深め方、関係作りも学ぶことができました。私が印象に残ったのはゲームを通して緊張をほぐすアイスブレイクだったり、実際に頭を使いながら楽しめるカードゲームをしたのもとても記憶に残っています。
話の中でプロトタイプという単語を初めて知り、何か形として目に見えてわかるものにしていくとより探究に深みが出るんだと思いました。話すとキリがないくらい思い出がある4日間になってよかったし、自分の経験として身になったんじゃないかなと感じました。
2年2組 三浦 夢華
私は8月5日から8日の夏休み期間にネイパル深川でアントレプレナーシップをテーマとした探究合宿に参加しました。全道の高校生17名、教育委員会、北海道大学、小樽商科大学の人や実際に北大在学中に起業した方などたくさんの人たちと関わり学びました。この合宿では、様々な人とコミュニケーションをとり、いろいろな価値観、考え方に触れ合うことができました。普段関わりのない人たちと、衣食住を共にするという今までも今後もあまりできないような体験ができとても楽しかったです。チームの中で対話しながら解決に向けてアイディアを出し合うなど、アントレプレナーシップを学び実践することができたと私は思いました。今後は合宿で学んだことを活かして活動していきたいと思います。
2年2組 藤田 望由
今回参加した探究合宿では、課題の確立の仕方や仮説のたて方、プロトタイプの作成などさまざまなことを学びました。全道の高校生と初めて会った時はとても緊張して本当に探究ができるか不安でしたが、最終日には本当に3泊4日で仲良くなったの!?ってくらいすぐ仲良くなることができました。4日間ずっと講義聞いて探究してみんなで息抜きして探究しての繰り返しで、最初は本当に後悔したけど最終日から今日までの間で後悔した日はありませんでした。自分とは違う考え方を持っている人が多かったのでとても勉強になったし、物事を多角的な視点で見ることもできるようになりました。普段できないような貴重な体験を今回はさせてもらったので参加して本当に良かったなと思います。
2年2組 五十嵐 綸
8月5日~8日に私たちはアントレプレナーシップ教育推進事業に参加させていただきました。合宿では年の近い人たちだけでなく、年の離れた大人の方々ともたくさんコミュニケーションをとることができました。そこではいつも通りに自分の気になることを探究するところから始めるのではなく、探究の本質を詳しく学ぶところから始まりました。改めて本質を理解してから取り組むと、より深く多様な視点から物事を考えることができたように感じました。そして個人ではなくグループで取り組んでいくうちに自分では思いつかないような発想や考え方に触れることができ、アイディアの幅が急激に広がりました。このような体験をできる機会はこれからもあまりないと思うので、今後は今回の合宿で学んだことを活かし、個人探究だけでなく、将来自分のしたいことや仕事に結びつけたいと思います。
ヒアリングの様子 修了式
探究だよりNo.03 ~各年次の取り組みから~
1年次
<夏休み中に取り組んでもらいたいこと>
取り組んでもらいたいことは、「社会と繋がること」です。そのためには様々な体験活動としてインターンシップ、ボランティア活動、イベントスタッフ等に参加してみてください。
1年次の総合的な探究の時間では、函館市西部地区の未来を創るヒトの図鑑をつくり、地域を愛し地域に愛される生徒を育成することを目的に、「ヒト図鑑」の作成を行いました。ここでは、函館西部地区の立地と地域の力を活用した教育活動を展開することで、フィールドワークの方法、インタビューの方法、対象とするヒトの良さに気付く視点を学びました。夏休み明けからはテーマ演習を通して、課題解決のために必要な手法を学びます。課題は「西部地区の危険な個所を探す」、「函館市の幸福度ランキング上昇の方法を提案する」の2つです。どちらも意識しなければ見落としがちな課題であり、自分の事と捉えにくい課題です。対象に適した解決策か、提示した解決策は実態に即しているのか、実現性はあるのか、裏付けとなる情報はあるのかなど、自身が体験しなければ理解できないことがたくさんあります。そのため、夏休み中には様々な体験活動に取り組める人になってほしいと思っています。長期休暇の社会は、生徒との繋がりを構築する機会だとして様々な体験活動を提供しています。ぜひ参加してみましょう。
2年次
<2年次の探究活動について>
個人探究のテーマや問いが決まったものの、学校祭や考査をはさんだことで探究が進んでいない人も多いと思います。暑くて長い夏休みになると思いますが、この夏休みを十分に活用して、日頃できないような探究活動にチャレンジしてみてください。
特に、外部へのヒアリング等の調査は平日にしか対応できないところもありますので、チャンスだと捉えて積極的に活動しましょう。なお、外部にいきなり押しかけるのではなく、必ずゼミの先生に相談してからヒアリング等に行くようにしてください。
みなさんの中には、探究って何やればいいかわからないから嫌いなんだよなぁと思っている人もいるかもしれません。しかし、本来は探究はとても面白いものです。自分の興味関心だけでなく、普段生活している課題を解決したり、自分の人生を豊かにするための活動だと前向きに捉えて有意義な夏休みにしましょう。
探究は人生における最大の娯楽です。
3年次
<探究成果発表会を終えて>
7月16日(水)から7月22日(火)の期間で、函館市地域交流まちづくりセンターの1階展示スペースにおいて、3年次の探究成果発表を行いました。この取組みは地域課題や興味に基づいた実践的な探究活動の成果を外部に向けて発信することを目的としています。今年度は各ゼミで活動する中から代表として合計31チームを選出し、発表スライドを基にしたポスターや小論文、成果物等を展示しました。
7月19日(土)には同会場にて、午前・午後の2部構成で各26チームが登壇しました。それぞれ思いのこもったプレゼンテーションを行いました。
発表には、北海道大学やはこだて未来大学などの関係者をはじめ、共創サポーターや保護者、地域住民などたくさんの方々が来場してくだいました。生徒たちの発表に対しては、「地域の未来や進路について真剣に考えていることが伝わった」「このような点について深めていけばよいのではないか」といった、鋭くも温かいコメントが数多く寄せられました。
この発表会をもって、3年次生の今年度の探究活動はいったん一区切りとなります。生徒だけでなく、教員も学びの多い機会となりました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
<函館大学図書館を利用しよう。>
函館大学からのご厚意で、函館西高校の生徒へ図書館を開放していただけることになりました。
探究学習の調査や、学習のための場所として活用してくださいとのことです。高校の図書館とは蔵書数も違います。大学生を疑似体験できるいい機会にもなろうかと思います。
最初に利用するときに、本校の身分証明書を提示すると、大学図書館を利用するためのカードを発行してもらえます。2回目以降は、そのカードで出入をします。
函館大学の近所に住んでいる人はもちろんのこと、西高生であれば誰でも利用できます。自分の居場所のひとつとして、足を向けてみてください。休館日等は、大学図書館のHPで確認してください。
探究だよりNo.02
探究だより No.02 ~20250508函館西高「Feel度Walk」+α~
探究全体講演会があった日の5・6校時に、3年次生14人が、市川先生と、「Feel度Walk」を体験しました。
3年生14人は、市川先生からレクチャーを受けた後、各自スマホを持って校内を30分間~Feel度Walk~。集めた写真を元に知図を描いてシェアしました。
<レクチャー>
<フィールドワーク中?> <みんなでシェア>
後日、市川力先生から、「スケッチ知図コラージュ」と「エッセイ」が届きました。
<市川先生制作のスケッチ知図コラージュ>
男子2人の「知図」がたまたま隣接した場所をそれぞれ描いたものになっていて、組み合わせたらちょうどその場が再現された。(コラージュの左上)
「こりゃあすごい!3D知図の誕生だ!」と大盛り上がりした瞬間。
市川先生から届いた「メッセージ」と「エッセイ」
「函館西高校の高校生の描いた知図コラージュを作成していたら、高校のすぐ近くが生誕地である亀井勝一郎さんの魂がおりてきました。そこで亀井さんの名文「函館八景」という文章を借りて「なりきり作文」。ジェネレーターは「なりきる」ということで駄文ご披露します。生徒さんたちにもシェアしてあげてください。」
「函館八景+1 九景目 教会堂近くの高校」~エッセイ~
私が世を去って来年で60年である。ちょうど還暦直前だったので、生きた年月と死後の経った年月が同じになるわけだ。私の名前が世に知られたのは入試問題の文章としてよく使われたからであろう。しかし、それも今は昔。入試に私の文章が出ることはほとんどなくなった。私の家のあった本願寺の角には生誕の地の石碑が立っている。それなりに存在感があるので通行する人の目を引くだろうが、亀井勝一郎の名を見ても、一体誰だと思うに違いない。死後の還暦の感慨とはこういうものかと冥界で感じるのである。
かつて生家の隣りにはローマカソリック教会があり、その隣りのハリストス教会の間は、道路になっている。私は幼年の思ひ出があるためでもあろうが、山ノ手のこの静かな道が大好きなのだ。
教会の塀に沿うて、大きな白楊が立ち並んでいた。二つの塔を左右にみながら、西の方向へ少し歩いてもいいし、また坂道を登ってやや小高いところへ出てもいい。白楊のあいだから港湾全体を一望のもとに眺めおろし、塔と白楊並木との調和を、様々な角度から眺めるのが私の楽しみであった。
ハリストス教会の西隣りには、私が少年時代に通ったメソヂスト派の遺愛幼稚園と日曜学校が今もある。そこを通るとき、ふと洩れてくるオルガンの音は幼年の日の思い出だった。
久しぶりに下界に降りてみて驚いたのは、ハリストス教会と遺愛幼稚園の間に高校ができていたことだった。函館西高校という名前らしい。
校舎に向かう急坂を登ろうとすると男子生徒たちがカメラを持って歩いていた。その脇を通り抜けて校舎の端まで登り切ると今度は女子生徒たちが同じようにカメラを持って何かを撮っていた。
観光客ならば、写真映えする港の景色を撮ろうとするだろう。しかし、あるものは友達の持つ松ぼっくりを撮り、またあるものは石垣の色の違いを撮っていた。それを撮って何の意味があるのかと思えるようなものばかりをあてもなく撮り続けている彼らに話しかけてみると、
「なんとなく気になったもの・ことをとりあえず撮っているだけなんです」
と言う。なるほどそれは面白い。私は彼らを追って歩いた。30分もすると彼らは教室に戻り、撮った写真をスケッチし始めた。色ペンやクレヨンで撮った写真を模写している。いつの間にかみな没頭し、静かな時間が流れた。
描き終わったスケッチは、学校内を歩いただけなのに、さまざま。にもかかわらず期せずしてつながるものが出てくる。あるものが描いた石垣の絵が、別のものの描いた石垣前のたんぽぽを始めとする野の草の絵とたまたま重なる。二枚の絵を組み合わせれば立体的な絵画になっているではないか。これには一同感嘆する。
クレヨンや色マジックという画材が、単なる写実ではなく、ささやかな発見への感動の反映された味わいのある絵を生み出す。生徒の描いた十数枚の絵を並べてみると、緑を基調として点々とした黄色に彩られる。春の函館を感じさせる柔らかな気配が現れている。
私はかつて
繊細な感受性とは、ニュアンスへの鋭敏さともいえるだろう。日本語でいうなら陰翳(いんえい)への愛だ
と書いた。彼らは人の影、ものの影、何かが残した跡、そして春の息吹の中で取り残された何かを、つまり、図そのものではなく地となる風景を表現している。「なんとなく」という人に備わった感性を作動させて、心からほとばしり出た素の発見が立ち現れている。確かにこれは見事に「知」であり、「知図」とは言い得ている。
期せずして青春の瑞々しさを思い出した。死後改めてこのような体験ができたとは、ぜひこれを八景に続く九景目につけ加えたい。そして天から教会の鐘の音とともに彼らを見守りたいと思う。
以上、市川先生から届いたメッセージとエッセイでした。
探究だよりNo.01
探究だより No.01 ~探究全体講演会生徒アンケート結果より~
5月8日の探究全体講演会「なんで探究やるの?」(市川先生)のアンケート集約
Q1.「講演会を聴いて、どれくらい理解できましたか?」
Q2.「講演会の内容は、今後のあなたの探究活動に役立つ内容でしたか?」
Q3.「講演会を聴いて、学んだことを簡潔に書いてください。」(抜粋)
探究とは、「探検」と「研究」であり、自分なりに考え判断し見えない中で手探りで追い続けること。未来を作るために過去を見返すこと。知図を通して交流し、ふわっとした問いをたてる。成り行きの見えない世の中を仲間と共にあれこれ試して希望を生み出していくために探究がある。
なりゆきの見えない世の中を仲間と共にあれこれ試してみて希望を生み出しながら生きるのが探究である。また探究する上で知図をつくると地域の人と交流できたり歴史として残すことができる。たとえ今は意味がなかったとしても50年後100年後には役立つことがあるから知図を記録し続けることが大切である。
探究とは面倒なことを面白がること。探究にはまず外に出て探検することが大事。知図を作ることによって周りの人を巻き込んで、新たな問いを生むことができる。未来を探るなら過去から学ぶ⇔今、目の前にあるささやかなものに目を向ける。
調べたり記録をメモしたりすることは大変だし意味が無いと思うかもしれないけれど、たとえ些細なことを記録してもそれが将来自分に大きく関わってくるかもしれないし、別の人が興味を持ってくれるかもしれないから、無意味なことではないということ。
「面倒なことを面白がる」が1番心に刺さりました。自分自身めんどくさいことが嫌いで自ら進んでやろうと思ったことがありませんでした。しかしながら今回の講演を聞いて単に面倒と思わず、楽しいと思うだけで少しは楽になってくれるのではないかと希望が見えました。
探究の探検する心と研究する心を忘れずに出来事を面白がれる人間こそが人生をうまく生きれる人なのかなと思った。チ。の「誤ちでも何かを書き留めたことは、歴史にとって無意味ではない」この言葉の重さを知れて良かった。ただの一般人でも何かを書き留めていくことは何かしら自分のためになると思った。
探究とは研究だけでなく探検も大事であることがわかりました。過去を振り返ってみたり目の前にあるものに目を向けてみることや、自分のものの見方と誰かのものの見方や自分の思いつきとアイデアを行ったり来たりしながら探ることが探究だとわかりました。
探究とは振子のように行ったり来たり試行錯誤しながら進めるもので、答えが出てしまうものは探究ではない。
大きな課題を解決するために大きな問いを立てるのではなくて、ささやかなふわっとした問いでいいからそれを普段の日常で探検して観察することが大事。
自分たちの未来を明るいものにするには、自ら考え行動し周りを巻き込みながら進んでいけば暗闇の中に光が差し込むかもしれないことを学びました。
前だけを見るのではなく一度立ち止まって振り返り、先人の歴史からヒントを得ることができるということを学びました。
今目の前にあるささやかなものに目を向け、思いつきや偶然な出会いを大切にすることが大事。自分なりの体験知をひたすら記録し続ける知図というものを知った。
Q4.講演会を聴いての感想を簡潔に書いてください。(抜粋)
「チ。」を周りで読んでいる人なかなかいなかったので「チ。」の話が出てきて少し嬉しい。まだ1年生で、どのように探究していけば良いかわからなかったので大変役に立った
探究という言葉はあいまいで規模が大きすぎると思っていたし、探究をしてくださいと言われても、自由過ぎて何をしたらいいかわからなかったけれど、ふわっとした問いでもいいと知って、自分でもできるかな、と思った。
科学の方法という本が気になったので調べて読んでみようと思う。今まで探究の授業に対してあまり真剣な気持ちで向き合っていなかったが、この講話を聞いて、自分の中の大学に行きたいという目標を考えた時、探究という授業は大学や大学院で行う研究と同じものではないかと思い、探究という授業に向き合う気持ちが強くなった。
面倒くさいと思ったことはとことんやりたくなかったけれど、面倒くさいと思ったことを面白がってやることで興味が湧くと言うのを聞いて、これからは面倒くさいと思ったものほど面白いと思うようにしたいと思いました。
自分の素の思いを大切にし、相手の発見したものに対して重ねて話し合ったり今後の探究活動が楽しくなるような話が聞けて本当に楽しかったです!普段から自分の考えを記録したりたくさんの人とお話したりして精度を高めていきたいです!!
自分は探究活動に対して、あまり興味が持てていなかったです。だけど、今回の市川さんの話を聞いて小さな疑問から大きな発見に繋がることが知れたので、人と関わることが好きな私も探究活動をやってみたいなと思いました。
市川さんの話を聞いて、探究の時間が前より楽しみになりました。知図によって自分と相手の語りが生まれ、今まで聞けなかったような事を地元の人に聞くことができたり、相手から思わぬことを聞けることがある、そういう事を大事にしていくことが大切だと思いました。市川さんが最後に言っていた言葉の中の「仲間と共にあれこれ試してみて、希望を生み出しながら生きる」これがとてもかっこよくて、とても説得力のある言葉だと思いました。
探究は今まで、考えたものを完成、まとめることが終着点だと思っていたけれど、手探りで考えてかつ、計画して動くということが本質だと知ることができた。また、自分が考えたこと、体験したことを知図にまとめることで、新たな発見や共通点が見つかるということがわかった。これからは考えたことをしっかりノートにまとめようと思った。
とりあえず何かしらの自分の知図を描いてみようと思った。自分の気持が揺らいでもその中で生きていく力が大人になったら大切で、でも成り行きの見えない世の中を必死にもがいて生きていくことを楽しんでみたいなと思った。
自分の知っている漫画が出てきたり、話の内容がとてもおもしろくて2時間ずっと楽しかったです。自分自身探究のテーマがすら決まってない状態でとても行き詰まってたので、自分なりに知図を活用して、ゆっくり楽しんで見つけていきたいと思います。
成果物よりも経過物ということを聞いて、自分のやっている探究でも目指している目標だけを見つめるのではなく、そこまでに何を行うかを大切にしていきたいと思った。また地域活性化を目指しているのだから自分から地域を探検し、様々な人との交流を持ちたいと思った。
今の探究で答えを出そうと堅苦しく取り組んでいましたが、大事なのは次の疑問に行くまでの過程だったり自分がどう思ったかなのでもう少し気楽に探究できると思いました。
過去を振り返る事は大切で、先人が受けたヒントがあるということを聞いてたくさん調べて、色々なヒントを見つけてこれからの探究に役立てようと思いました。
学校の帰り道など友達とバイバイしたあとスマホで音楽を聴いて下を向いて歩くのではなく、てたまには幼少期に戻った気持ちで当たり前のものや初めて気づけるものに出会うためにキョロキョロ歩いて発見してみたいと思いました。
「面倒なことを面白がる」にとても興味を惹かれました。自分にとって面倒なことは勉強をはじめいろいろあり、せめて、やりながら楽しめる方法を模索したことがありました。上手くいったものはあまりなくて、投げやりになっていました。今日、改めてこのフレーズを聞いて、もう一度、今度は違う方法で試してみたくなりました。今日はありがとうございました。
私は高校1年生のときの探究の時間のフィールドワークで、班員と西部地区のツタがついている建物をマップにして研究していて、成果は何もなく無駄たったと思っていましたが、今日の講話を聞いてやってきたことは決して無駄なことではなかったと思いました。
「未来を創るヒト図鑑」のパネル展示の案内
令和6年12月17日(火)~23日(月)まで、本校1年次生がフィールドワークをして取材し作成した「未来を創るヒト図鑑」のパネルを、函館市地域交流まちづくりセンター1階ギャラリーにて展示します。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
「西高の未来を創る会」生徒と保護者と教員の座談会
7月31日(水)、校則について個人探究を進めている3-3山﨑さんと2-6岩館さんが中心となり、「西高の未来を創る会」と称して、座談会を開催しました。主催の2名を含めた生徒5名、保護者4名、校長・教頭を含めた教員6名、の計15名が参加しました。
まずはじめに、山崎さんと岩館さんが、これまでの探究活動の紹介と、改定すべき校則と改定後の仮説といった二人の考えをプレゼンテーションしました。そのあと、提案された仮説を基に、参加者がそれぞれの立場での意見や思いを交わしました。
主催の二人は「これまでに多くの人の意見を聞いてきたが、今日もまた新しい発見ができたので、もっともっと多くの人と話がしたい」と語り、「座談会での内容も踏まえて、より深く掘り下げた探究を進めたい」と意気込んでいます。
当初は一度きりと考えていた二人ですが、今回の手ごたえから今後も開催したいと考えています。興味がある方はぜひ次の機会にご参加ください。
7月の臨時探究懇話会が開催されました。
7月17日(水)の臨時探究懇話会は、函館稜北高校最後の卒業生で、まだ22歳の阿部翔真さんがゲストでした。循環アーティストの阿部さんの考えるアップサイクルの話を存分に聞くことができました。海外の大学に進学してから、古着屋やアップサイクルの取り組みを通じて、循環型アーティストとして、「函館をもっとかっこいい街にしたい」という阿部さんのお話に、参加した生徒もどんどん引き込まれていきました。高校時代はどんな生活をしていたのかとか、留学資金や現在の資金はどうしているのかなど、具体的な質問も次々に出され、終了後も生徒たちから30分以上質問等が出る盛況ぶりでした。
令和6年度第2回函館西部まちぐらし共創サロンで本校生徒が発表しました。
7月13日(土)函館市地域交流まちづくりセンターにて開催された、函館市(函館市西部まちぐらしデザイン室)、および、(株)はこだて西部まちづくRe-Design主催の「令和6年度第2回函館西部まちぐらし共創サロン」に本校の3年次生5名からなる探究チーム「青春テリトリー」が参加し、「西高生地域貢献プロジェクト~西部地区の町会活性化~」について発表しました。参加者の皆様から様々なご意見をいただきながら、今までの活動を発表し、さらに多くの町会に取り組みを広げていくためのご意見、アドバイス等を頂戴しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
末広町会の七夕祭りに本校生徒が参加しました。
7月7日(日)函館市末広町会の七夕イベントに、本校生徒11名が参加しました。本校探究チーム「チーム青春テリトリー」を中心とした11名と、末広町会、市役所、協賛の函館どつく株式会社の技能実習生の皆様と企画かを立てました。当日は町会や技能実習生の皆様と準備をし、短冊の飾りつけやヨーヨー作り、お菓子の配布など地域の子どもたち、観光客の皆様とふれあいながら、まちづくりの活動を行うと同時に異文化交流を深めました。併せて、函館市地域交流まちづくりセンターさんでも、本校生徒および函館どつくの技能実習生の皆様と飾り付けを行うことができました。お声がけ、ご参加、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
関連団体様のHPにも掲載されておりますので、どうぞご覧ください。
函館どつく株式会社様 https://www.hakodate-dock.co.jp/
七夕の記事 https://www.hakodate-dock.co.jp/wp-content/uploads/2024/07/240708-tanabata.pdf
函館市地域交流まちづくりセンターまちづくりセンター活動日記 https://hakomachi.com/diary3/2024/07/tanabata-2/
令和6年度7月の探究懇話会が開催されました。
7月11日の探究懇話会のゲストは西村大輝(函館Youtube・チーズ・チーズ・カフェ)さんでした。学生時代の話や趣味の話から、カフェを開店した直後にコロナ禍となり、函館YouTubeを始めた経緯をうかがいました。また、YouTubeチャンネルの取り組みでの中での気づきや、活動の場が広がっていった話を聞くこともできました。さらに、他では絶対に聞くことができないであろう、YouTubeの再生回数と収入の話など、質問が多数飛び交う活発な対話が繰り広げられ、生徒にとって豊かな学びの場となりました。
Linkリスト
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北海道教育委員会 143
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北海道函館西高等学校 - Wikipedia 528
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つゝじヶ丘同窓会 29
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つゝじヶ丘同窓会関西支部 62
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つゝじヶ丘同窓会東京支部 347
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つゝじヶ丘同窓会札幌支部 315
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